英検 勉強法 小学生|級別(5級・4級・3級)の進め方と準会場受験のポイント【大牟田・福岡県南】
文:原田 里美
EIKEN × 準会場 / 大牟田・福岡県南
英検 勉強法 小学生|
級別の進め方と準会場受験のポイント
「うちの子、英検って何級から?」「どう勉強させれば失敗しない?」──
大牟田で約30年・英検1級の講師が、5級→4級→3級の進め方と、通い慣れた教室で受けられる準会場のメリットを一緒に整理します。
📋 この記事の内容
英検の勉強法、小学生ならまず5級から。5級→4級→3級と段階を踏むのが、いちばん失敗しにくい進め方です。この記事では「何級から始める?」「どう勉強させる?」「どこで受ける?」という3つの不安に、順番に答えていきます。
書いているのは、H&S Academy 代表の原田里美(さとみ)です。英検1級・TESOL認定で、大牟田で約30年、子どもたちの英検を見てきました。じつは私自身、小学生のころ大牟田・四山(よつやま)地区で外国人に話しかけられ、一言も答えられなかった悔しさが英語の原点。だからこそ「英語ができなかった子どもの気持ち」が痛いほど分かります。無理な級で英語を嫌いにさせない――これが30年変えていない軸です。
そしてもう一つ。H&S Academyは英検準会場(公益財団法人 日本英語検定協会の公式認定)です。本会場では緊張で固まってしまう子が、通い慣れた教室なら実力どおりに解ける――そんな現場の手応えと、じつは準会場のほうが検定料も安いという実利まで、この記事で正直にお伝えします。さあ、一緒に整理していきましょう。
英検 勉強法 小学生の第一歩|そもそも「何級から」始める?
結論から言うと、英語を習い始めた小学生は5級からのスタートがおすすめです。いきなり上の級に挑ませるより、5級→4級→3級と一段ずつのぼるほうが、成功体験を積みながら続けられます。まずは各級が「どのくらいのレベルで」「どんな技能を測るのか」を、公式の目安で一望しておきましょう。
| 級 | 目安 | 測定する技能 | 面接・英作文 |
|---|---|---|---|
| 5級 | 中学初級程度 | 読む・聞く・話す(録音形式) | なし |
| 4級 | 中学中級程度 | 読む・聞く・話す(録音形式) | なし |
| 3級 | 中学卒業程度 | 読む・書く・聞く・話す(面接) | あり(3級から) |
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「各級の目安」 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/
表を見ると分かるとおり、自分で英文を書く「ライティング(英作文)」と、面接官と話す「二次試験(面接)」は3級から登場します。5級・4級には無い2つの関門が、3級で同時にやってくる――ここが小学生にとって一番の分岐点です(3級の越え方は後半でじっくり)。
📊 5級→4級→3級のステップ(目安)
レベルの目安は「中学◯◯程度」(公式表記)。CEFR等の断定はしていません。
もう一つ、意外な落とし穴があります。5級でつまずく子の多くは「英語が分からない」のではなく、解答用紙の使い方・時間の使い方という“手続き面”で戸惑うのです。マークをどう塗るか、放送は何回流れるか。これは英語力とは別モノ。だからこそ、慣れた環境で本番の空気に触れておくことが効いてきます。
💡 ポイント①
一つ上を焦って受けさせるより、確実に取れる級で成功体験を。5級→4級→3級と段階を踏むほうが、英語を好きなまま続けられます。「合格した!」の笑顔が、次の一段をのぼる燃料になります。
【級別】小学生の英検勉強法|5級・4級・3級のつまずきと家庭の声かけ
級が上がるたびに、子どものつまずきポイントは変わります。まずは「どこで引っかかりやすいか」と「おうちでできる声かけ」を一覧にしました。どれも特別な教材はいりません。今日から始められることばかりです。
| 級 | 子どもがつまずく所 | 家庭でできる声かけ・勉強法 |
|---|---|---|
| 5級 | 解答用紙・時間の使い方(手続き面) | 歌・絵本で音に親しむ。マークの塗り方を一度おうちで練習 |
| 4級 | 読む英文が長くなり、覚える単語も増える | 単語を毎日少しずつ・声に出して。長文は「一気に読まず区切る」 |
| 3級 | 英作文・面接という新形式が同時に来る | 「意見+理由2つ」の型で練習(次のセクションで詳しく) |
【5級】楽しく“型”で慣れる
歌・ゲーム・絵本で「聞く・話す」に親しんできた子が、初めて“読んでマークする”形式に出会うのが5級です。ここは知識量より、決まった言い方(型)を口に出して慣れるのが近道。たとえば自己紹介まわりの定番フレーズを、意味ごと丸ごと声に出してしまいましょう。
📝 English Point① / 5級:年齢をたずねる be動詞
How old are you? — I am nine years old.
How old で「何歳?」と年齢をたずね、答えは I am ~ years old.(私は~歳です)。5級は「聞いてマークする/基本文を理解する」段階なので、文法を分解して覚えるより、型ごと声に出して覚えるのがいちばん速いです。数字(nine, ten…)を入れ替えるだけで何通りも言えるので、親子でクイズにすると盛り上がりますよ。
【4級】長文と語彙増の壁
5級から4級になると、読む英文が一段長くなり、リスニングも少し長め。覚える単語も段階的に増えていきます(“何語”と数で脅す必要はありません。増えるのは事実、でも毎日の積み重ねで追いつけます)。「急に難しくなった」と感じやすいのがこの4級。家庭では「単語を毎日少しずつ・声に出して」が効きます。5分でも毎日、が勝ちパターンです。
【3級】新形式が“2つ同時”に来る
そして3級。ここで英作文(ライティング)と面接(二次試験)という、5級・4級には無かった2つの新形式が同時にやってきます。ここが小学生の正念場。ただし、正しい“型”さえ持てば怖くありません。詳しくは次のセクションで、実際の英文を使って越え方を見ていきましょう。
💡 ポイント②
単語は毎日1回・声に出す。そして、間違いを責めない。これは私が30年変えていない温度感です(教室の合言葉は Happy & Smile)。「勉強してね」ではなく「いつの間にか口から出ていた」を目指すと、子どもは英語を嫌いになりません。
英検3級の壁を「型」で越える|ライティング・面接は3級から
くり返しになりますが、自分で英文を書くライティングと、面接官と話す二次試験は3級からです(出典:公益財団法人 日本英語検定協会「3級の試験内容」 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/ )。5級・4級で「読む・聞く」に慣れてきた子が、いきなり「書く・その場で話す」を求められる――だから多くの小学生がここで一度立ち止まります。でも大丈夫。壁の正体は“語彙量”ではなく“新形式への慣れ”。型を持てば、ぐっと近づきます。
ライティングは「意見+理由2つ」の型で書く
3級の英作文は、難しい単語を並べる勝負ではありません。「自分の意見を言い、理由を2つ添える」という短い型で組み立てます。次の例を見てください。
📝 English Point② / 3級:意見+理由2つの型
問い:Which do you like better, summer or winter?(夏と冬、どちらが好き?)
First, I can swim in the sea.
Second, summer vacation is long.
ポイントは I have two reasons. First … Second … の型。難しい単語より、この“骨組み”があるだけで英作文は書けます。そして面接(二次試験)でも、聞かれたことに「理由を2つ言う」姿勢がそのまま効きます。書く練習と話す練習が、同じ型でつながるのです。
面接は“暗記”ではなく“やり取りに慣れる”
面接でありがちな失敗が、答えを丸暗記して本番で真っ白になること。大事なのは、入室のあいさつ→カードの音読→質問への受け答え、という一連のやり取りの流れに体を慣らすこと。教室では、この流れを何度もロールプレイします。「知らない大人と英語で会話する」経験を、本番前に積んでおくことが何よりの安心材料です。
💡 ポイント③
型があれば書ける・話せる。3級の壁は“語彙量”より“新形式への慣れ”。だから、難しい単語集めより「意見+理由2つ」を先に体に入れるほうが、遠回りに見えて近道です。
英検 準会場 小学生のメリット|「知っている先生・教室」で受けられる安心
ここからは、勉強法と同じくらい大切な「どこで受けるか」の話です。英検には、大きな会場に集まって受ける本会場と、認定を受けた教室内で受けられる準会場があります。初めて英検に挑む小学生にとって、この違いは想像以上に大きいのです。
本会場は「知らない大人・知らない部屋・並んで入室」という空気だけで、実力のある子でも固まってしまうことがあります。いっぽう準会場は、いつものレッスン部屋で、いつもの先生が試験官。緊張がほどけて、練習どおりに解ける子が少なくありません(“何%上がる”といった数字は出せませんが、現場の実感として、たしかな手応えがあります)。
さらに、準会場ならではの利点がいくつもあります。
- 本番の雰囲気を日頃のレッスンで作れる:リスニング音声の流れ・時間配分・マークの塗り方を、普段の延長で体験。本番が“初体験”になりません。
- 送迎・付き添い・待機の負担が軽い:本会場は都市部が前提になりがち。通い慣れた教室なら、距離も時間も、親の心配も小さくてすみます。
- 申込手続きを教室が代行:保護者が個人でネット申込や会場手配をする必要がありません。
💡 ポイント④
準会場のいちばんの価値は、本番を“初体験”にしないこと。慣れた場所・慣れた人の中でなら、子どもは本来の力を出しやすくなります。
なお、準会場での受験は基本的にその教室の在籍生徒が対象です。「通っていないけど受けられる?」というご相談も多いので、体験レッスンや入会とあわせてお気軽にどうぞ。準会場そのものの仕組みは、英検準会場となる英語教室の魅力と活用法でくわしく解説しています。
準会場は費用も割安|2026年度の検定料を準会場と本会場で比較
「慣れた環境で受けられる」だけでも十分うれしいのですが、じつは準会場にはもう一つの実利があります。同じ級でも、準会場のほうが検定料が安いのです。2026年度の金額を、準会場と本会場で並べてみましょう。
| 級 | 準会場 | 本会場 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 5級 | 2,400円 | 4,000円 | -1,600円 |
| 4級 | 2,800円 | 4,600円 | -1,800円 |
| 3級 | 4,900円 | 6,800円 | -1,900円 |
| (参考)準2級 | 6,000円 | 8,400円 | -2,400円 |
| (参考)2級 | 6,800円 | 9,000円 | -2,200円 |
2026年度・税込。準会場/本会場の区分あり。出典:公益財団法人 日本英語検定協会「検定料」 https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/group/fees/
たとえば5級なら1,600円、3級なら1,900円の差。しかも2026年度は前年度より一律100円引き下げられています。ちなみに1級・準1級は準会場での実施はありませんが、小学生が対象になる5〜3級はすべて準会場で受験できます。慣れた環境で、費用も抑えて――これが準会場のダブルメリットです。
💡 ポイント⑤
慣れた環境+費用も割安=準会場のダブルメリット。安心と家計、その両方にやさしいのが準会場です。
申込の具体的な流れや日程は、英検2026年度 第2回 申し込み方法と日程|準会場にまとめています。なお日程はあくまで目安で、回によって変わります。最新の正確な日程は必ず公式サイトでご確認ください(出典:公益財団法人 日本英語検定協会「試験日程」 https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/ )。
【福岡県南・大牟田】小学生が英検を受けられる準会場|H&S Academyの実績
H&S Academyは福岡県大牟田市新栄町16-5にある、英検準会場認定の英語教室です。大牟田はもちろん、八女・福岡県南、そして長洲・熊本北部からも通っていただいています。小学生クラスでは英検Jr.・英検5〜3級対策を中心に、少人数で一人ひとりのペースに合わせて指導しています。
「実際に小学生が合格しているの?」――いちばん気になるところですよね。事実だけをお伝えします。
✅ 2025年度|小学生が 5級3名・4級2名 合格
学年つきの個別記録として、小学生が5級・4級に実際に合格しています。「小学生でも英検はちゃんと取れる」ことの、確かな記録です。(【2025年度】英検合格者のお知らせ)
✅ 2024年第1回|受験者全員が合格した回がありました
その回では、小学生が5級・3級にも合格しています。合格“率”を保証するものではなく、あくまで一つの回の記録として。それでも、慣れた環境での受験がプラスに働いた手応えを感じた出来事でした。(英検2024年第1回|全員合格のご報告)
大牟田・八女・福岡県南で「近くで・安心して受けさせたい」とお考えなら、八女 英会話 子ども|英検準会場のある福岡県南の英語教室もあわせてご覧ください。エリアや通い方のイメージがつかめると思います。
🗣️ 実体験コラム|大牟田で30年、小学生の英検を見てきて
語り手:原田里美(H&S Academy 代表/英検1級・TESOL認定)
準会場を運営していて、忘れられない光景があります。教室ではハキハキ話す子が、以前、本会場では緊張で表情が固まってしまった。ところが翌年、いつもの教室・いつもの私が試験官という準会場で受けたとき、その子は普段どおりの顔で問題を解いていました。試験が終わって「先生、できた気がする!」と笑ったあの表情は、いまでも私の宝物です。数字では言い表せませんが、「安心できる場所」の力を、私は現場で何度も見てきました。
そして3級の壁。英作文と面接が初めて来たとき、多くの子が「書けない」「話せない」と一度うつむきます。でも、「意見+理由を2つ」という型を渡してあげると、表情が変わる。「これでいいの?」から「これならできる!」へ。型は、子どもの不安を自信に変える手すりのようなものだと、30年やってきて確信しています。
じつは私自身、小学生のころ大牟田・四山地区で外国人に話しかけられ、一言も返せずに悔しい思いをしました。それが英語を始めた原点です。だから「英語ができない子どもの気持ち」が、痛いほど分かる。無理な級を押しつけて英語嫌いにさせることだけは、絶対にしたくない。子どもが英語を好きなまま、一段ずつのぼっていける――そのお手伝いが、私の30年の仕事です。
よくある質問|小学生の英検・準会場について
まとめ|英検 勉強法 小学生は「級の相談」から始めよう
この記事のまとめ
小学生の英検はまず5級から。5級→4級→3級と段階的に、成功体験を積みながら進める
英作文・面接は3級から。壁は「意見+理由2つ」の型で越える(語彙量より新形式への慣れ)
準会場は「慣れた教室で受けられる安心」+「検定料も割安」のダブルメリット
大牟田・福岡県南で、小学生が実際に5級・4級・3級に合格している(事実の記録として)
英検の勉強法で小学生がいちばん大切にしたいのは、「わが子に合った級から始めること」。焦らず一段ずつのぼれば、英語はちゃんと好きなまま伸びていきます。「うちの子は何級から?」と迷ったら、まずは気軽に相談してください。一緒にスタートラインを決めましょう。
まずは体験レッスンでレベルチェック
お子さまの今のレベルを見て、最適な級を一緒に決めます。
大牟田・八女・福岡県南・熊本北部の方、どうぞお気軽にご相談ください。